インド最西端の地グジャラート 未だ見ぬインドへ 2月16日発 5泊6日
2023.09.19
パキスタン国境に拡がる白砂漠 The Run of Kutch の朝景
日程表は以下からダウンロードしてください。
【遺跡×砂漠×民族×野生動物】多彩なグジャラートを巡る旅 撮影&スケッチワークショップ
workshop information in English
インド西部に位置するグジャラート州は、パキスタンとの国境に面した最西部の州として古代より貿易で栄えてきました。
BC2900年には既に文明が開化しており、エジプト文明と共に最古のインダス文明が栄えた地でもあります。
グジャラートは、インド独立の父ガンジーの出身地であり、英国植民地に抵抗した「塩の行進」もグジャラートから始ま
りました。更には、インド工業化の父タタや現首相のモディー氏の出身地としても知られています。
一般的に、日本の大手ツアーでは、デリー、アグラ、ジャイプールといった観光都市を中心に巡る事が多く、グジャ
ラートを巡る旅は未だ一般的とはいえません。然しながら、乾季になると広がる塩の砂漠や、希少なインドライオンの生
息する公園、粘土質の土壌により奇跡的に完璧な状態で保存された女王の階段ラーニー・キ・ヴァーヴ (Rani ki vav)
遺跡 や4500年前に栄えたインダス文明のロータル遺跡等、世界的に優れた世界遺産も多く、独自の生活習慣を守り
ながら暮らす少数民族など多くの魅力がある事でも知られています。
そのため、世界中からこの地を訪れる写真家が絶えず、インドで最もフォトジニックで素晴らしい魅力の溢れた州のひ
とつといえるでしょう。
今回のツアーでは、これら多彩な魅力に溢れたグジャラートを専用車で巡りながら、それぞれ異なる被写体を撮影す
る事ができます。又、貴重な世界遺産の遺跡群や砂漠に暮らす人々、野生動物等、写真撮影以外の目的の方にとっ
ても楽しめる内容となっております。
道中は、プロ写真家による撮影指導も含まれておりますので、初心者からハイアマチュアの写真家にとっても魅力的
な内容といえるでしょう。
砂漠に暮らす人達は欧州のロマ族(ジプシー)発祥 音楽や踊りを得意としています。
グジャラート州は少数民族の宝庫としても知られています。
部族毎に異なる衣装や装飾はエキゾチックで、砂漠に暮らす人々は素晴らしい被写体として多くの写真家を魅力しています。
鼻に大きなリングをつけるのが特徴の アヒール族の村にて
ミラーワークと刺繍が素晴らしいメグワル族
牛糞を運ぶ少女
カッチ地方は砂漠とサバンナが広がる大地です。その光景はケニアやタンザニアとよく似ています。
此処では、牛糞は燃料として非常に貴重。乾燥させた牛糞を使って、ナンを焼いたり調理に使われます。
カウベルを作る工芸村の職人
マハラジャにより建造されたAina Mahal宮殿 カッチの中心都市のブージにある西洋とムガール洋式との折衷した珍しい宮殿です。
ホワイトランを歩く男達
グジャラートで最も有名な遺跡が、通称【女王の井戸】と呼ばれるRani Ki vavです。
11世紀に建造されたヒンズー洋式の井戸は、世界で最も美しい井戸と呼ばれています。
一面に施された精密な彫刻は圧巻で、アンコール美術の原型でもあります。東洋のモナ・リザとも呼ばれるアンコール美術の最高傑作である、バンテアイスレイの女神像よりも遥かに美しく、インドを代表する世界遺産です。
この遺跡は、13世紀のサラスワティ川の氾濫で泥土に埋もれてしまい20世紀に発見されました。
長い間粘土質の土壌に包まれていたため、それらの彫刻はほぼ完全な姿で保存されており、奇跡の遺跡とも言われています。
今回のツアーでは、カッチ地方のカディール島にあるドーラビーラ遺跡にも立ち寄ります。
ドーラビーラ(Dholavira)は4500年以上前の遺跡で、ハラッパやモヘンジョダロと共にインダス文明を代表する人類最古の遺跡のひとつです。
今回の旅ではワイルドサファリも体験してもらいます。
グジャラートは、野生動物の宝庫としても有名です。世界に此処でしか見る事のできないインドライオンや、フラミンゴの群生。ジープに乗って貴重な野生動物を見る事ができます。
又、運が良いと世界で此処でしか見る事の出来ない【泳ぐ駱駝の群れ】に出会えるかもしれません。
今回の旅も、僕の友人で著名な写真家であるSIA社のSsaurabh(通称サイさん)とのコラボで開催します。
※往路ではデリー観光もご提案
グジャラートの出発地点はアーメダバード空港からとなりますが、インドビザの無い方は、通常往路ではデリーから入国される方が多いと思います。
2月15日には、持田あきらによるデリー観光をオプショナルツアーとしてご用意致しております。
オールドデリーのスパイス市場からイスラム建築のジャマーマスジット、インド門等、ウォーキングとトゥクトゥクを使って効率的にご案内致します。
デリーからタージマハル往復